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新番丁小学校の皆さんのあかね見学

[日々のこと] 2015年10月13日

10月7日(水)、新番丁小学校4年生の皆さん32名が特別養護老人ホームあかねに来訪されました。



総合学習の一環として毎年恒例となっている、あかね訪問です。「ユニバーサルデザイン」について、実際に施設を見学しながら学んでいきます。



まずは引率の先生、そして今回施設の説明を担当するスタッフから説明がありました。
利用者様が日常の生活をしている場所は、私達が普段住んでいる家と同じです。生活のご迷惑にならないように、「大きな声でおしゃべりをしないように」「廊下を走らないように」「勝手に部屋の中を覗いたりしないように」という、3つの約束をした後、グループに分かれて、施設内の見学をしました。



デイサービスの方達が利用しているお風呂場では、椅子に座ったまま入浴できる設備を見学しました。その他にも、色々な所に手すりがついていたり、滑りにくくなっている機能的な道具が沢山あります。



毎年、生徒さん達が一番興味深々で学んでくれるのは、福祉車両です。自動で助手席から回転しながらせり出してくるシートや、車いすに乗ったまま移動するリフト等、実際に、椅子や車いすに乗って体験してもらいました。これらの実際の動きがとてもゆっくりなのは理由があります。、私達健常者が感じるスピードは、高齢者には恐怖を感じるほどのスピードだったりします。車の乗り降り1つにも高齢者にとっては、ゆっくりとした流れがいかに大切かを学びました。



その他にも居室の中で、ベッドや、手すり、トイレにあるユニバーサルデザインについて、学んでいただきました。生徒さん皆さんとても熱心!手持ちのノートがいっぱいになるほど、沢山記録をしてくれていました。その他にも気付いた事を沢山質問してくれました。
こういった勉強を通して、高齢者の方々をお世話する為の工夫や、思いやりの気持ちが少しでも見に着き、更には介護への興味が増えて行ってくれるといいな、と心から思います。
新番丁小学校の皆さん、ありがとうございました。


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