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福祉車両操作安全講習会が行われました

[職員研修] 2014年07月22日

去る6月10日・11日の両日、特養・デイサービスの職員を対象に、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様による福祉車両操作安全講習会が行われました。



数多くの事故の事例に触れてきた損保業界のプロの目に、普段の私たちの乗降介助は果たしてどのように映るのでしょうか。やや緊張しながらのスタートです。



まずは二人一組になって、一人が片方の目と耳をふさいだ状態で車椅子に座り、もう一人が電動リフトを使って車に乗せる体験です。
(目と耳をふさぐのは、視力・聴力が衰えた高齢者の感覚を疑似体験するためです)



ひととおりの体験を終えると、車椅子に座った職員は開口一番「怖かった!」

普段から何気なくおこなってる乗降介助ですが、動作前の声かけや動作中に利用者様の体に手を添えるといった小さな気遣いがないと、不安を通り越して恐怖さえ感じることを身をもって体験しました。介護の基本=される側の気持ちになって考えると、利用者様に安心・快適さを提供するためにはどのような介助が必要なのかが見えてきます。



この他に、外出先で電動リフトが故障して車を動かせなくなった際に、手動でリフトを強制的に格納する方法など、車両トラブル時の緊急対応についても丁寧に教えていただきました。



毎日の送迎や通院介助など、私たちの日常業務には欠かすことのできない福祉車両ですが、それだけに、安全運転さえ心がけていればいいのだと考えてしまいがち。そういった慢心の芽を摘むために、私たちは今後もこういった機会をできるだけ設けて、事故のない安全で快適な施設・職場づくりに取り組んでまいります。


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