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開所記念イベントを行いました
[イベント] 2014年04月15日
4月5日(土)、先日開所8年目を迎えたあかねで、開所記念イベントが行われました。
イベントのメインとして、香翠座(こうすいざ)デコ芝居保存会の皆様によるデコ芝居公演が行われました。
デコ芝居とは、デコ人形という、とても大きくて精巧に作られた人形を操りながら演技するお芝居です。
香川県の有形無形民族文化財に指定されている、大変貴重な郷土芸能です。
高松市円座町にある保存会の皆様が、その貴重な伝統芸能をたっぷりと披露して下さいました。
人形を操る黒子、口上、語り、三味線等、それぞれの配役も伝統そのままを継承しています。
迫力ある三味線の音色と、臨場感のある語りで、どんどん芝居に引き込まれていきます。
大きな人形は数人の黒子が操ります。本当に人形が巻紙の手紙を広げています。繊細な動きに感動します。
泣き崩れるシーン。語りの方の臨場感あるれる泣き声も加わり、迫真の演技です
会場は超満員! 沢山の方が伝統芸能を堪能されました。
本日披露された演目は「傾城阿波の鳴門・巡礼歌の段」という、親子の悲しい出会いと別れのお話です。
約30分の演目でしたが、あっという間に引き込まれました。
高度な伝統を受け継ぎ、次の世代に継承する為、日々活動されている香翠座の皆さん。
本当にありがとうございました。
私達あかねは、まだたったの8年。これからも、高齢者福祉という高い意識と技術を磨きながら、この先何年も地域に愛される施設作りの為に努力をおしんではいけない、と心新たになりました。